持ってる娘とエアアジア タイで生まれ育った娘のビザ取得とLCC国際線のお話

ビザ取得の奇跡w
先日一時帰国してきたんですが、その際に娘のNちゃんのビザを取りました。
僕は現地採用。
娘はタイで産まれて今まで一度も海外に出ず、日本に行ったこともありません。
Nちゃんのパスポートは産まれてすぐ手続きをして在タイ日本国大使館でもちろん日本のパスポートを作りました(両親が日本人なので国籍は日本です)が白紙のパスポートです。
この場合、タイ国発行の出生証明書(スティバット)を持っていればタイに長期滞在していても問題ないのですが、その猶予が7年とか十数年とか情報が曖昧です。
いずれにしてもどこか海外に出たり、小学校に入ったり、なんやかんやとそういった折にビザを取得しておいたほうが何かとトラブルを回避できるのは間違いないです。
駐在員ならそのへんのことも会社で面倒見てくれるんでしょうが、現地採用の場合はもちろん自費ですし会社の総務がすんなり対応してくれるとも限りません。
今回はその点でも簡単ではありませんでした。。。
Nちゃんのビザはまだまだ先でも良かったのですが、先日満3歳を迎えたのに日本の親(Nちゃんの祖父母)にはまだ一度も会っておらず、しかも去年は母(Maiさんの母、僕の義母です)が具合を悪くした事もあってそろそろ日本にも顔を出しておかなくてはというタイミングでした。
っていうか丸5年も帰らない我が家はよそから見るとちょっと変わってるらしいですねw(義父母との関係は良好です!)
まぁ、まずお金ないんですよww
一時帰国にかかるお金って我が家には大金です。
ともあれ一時帰国しましょう、ならついでにNちゃんのビザを取っておきましょうって事になったんですな。
我が家の場合在京タイ大使館で申請だったので必要な書類はざっと以下の通りでした。Nちゃんの場合、奥さんのMaiさんと同じくNon Imm – O VISA (就労者家族ビザ)です。
・有効な旅券 (有効期限が6ヶ月以上有効なもの、査証欄の余白部分が2ページ以上あるもの)
・申請書 全ての欄を記入し、申請者が署名したもの
・申請者カラー写真1枚 (サイズ 3.5×4.5cm)*申請書に張り付けてください
・航空券または予約確認書コピー 申請者名、便名、タイ入国日、出国日の記載必要
・経歴書全ての欄を記入し、申請者が署名したもの
・招聘状原本 申請者の配偶者または近親家族が就労しているタイの会社/雇用主発行 PDF、コピー、ファックス不可
・タイ商務省発行の就労者会社登記謄本コピー 6か月以内発行
・日本における会社/雇用主がなく、個人でタイに就職する場合、身元保証書原本と保証人の署名入りの旅券または運転免許書のコピーを提出すること。
・日本の所轄省庁発行の家族登録証明書(戸籍謄本)原本 発行から3カ月以内
・就労者の旅券全ページコピー
・就労者の労働許可書全ページコピー
より抜粋
コレに加え、Nちゃんのタイの出生証明(スティバット)もコピーとともに用意しておきました。スティバットは白紙の日本のパスポートでタイから出国する際にも提示する必要があるので必須です。
これらを用意するのに会社と一悶着ですw
日本での申請ですし、ほとんど自力・自腹となるので当然書類を揃えるためだけにお金を払って会社のエージェントを使うなんてことはしませんでした。
会社に用意してもらう書類をHR(総務)に依頼するだけです。
ところがビザ関係の書類はいつもほとんどエージェントに丸投げしてるため会社のHRはよくわかってないんですねw
で、エージェントに必要書類だけウチのHRに教えてやってくれと頼みました。
間に英語のできる日本人→英語のできるタイ人→エージェント→会社HR と人を跨いだせいかどんどん話があらぬ方向に行くんですよね~w
招聘状(しょうへいじょう)にレターヘッドはあったもののサインがサイン権者のものじゃないとか、会社の登記謄本がまるっと出せないとか。。。
エージェントも適当なこと言ってるからビザ取れなかったら責任取れよって言ったら金もらってないからもう知らねーって放り投げるとかw
で、結局一回一回HRの出してくるものを自分で確認しつつどうにか書類を揃えました。
完璧のはずw!
ちなみに上記必要書類はどこも概ね同じですが、微妙に申請する場所によって条件が違ってくるのでご注意を!
あくまで東京の在京タイ大使館で申請する場合の例です。
当日は朝早くから大使館に向かいました。東京での申請はオンライン予約制です(予約受付は一ヶ月前から)。
家族で行ったのですが、申請者はNちゃんだけ。付き添いとして入館できるのは一人だけとのことでMaiさんを外で待たせて僕とNちゃんで行ってきたのですが、そこで致命的な見落としを指摘されます。
こ…これはマズイ…!
コレね、内容は明かせませんがそもそもこのタイミングで申請すること自体アウトかもしれない見落としでした。
ところがですw!
さすがウチの娘。持ってます。。。
まずは不備があるからちょっと待ってなさいと言われて全員の受付が終わるまで待ってました。
受付中からずっと気になっていたことがあったんです。
なんと受付してくれていた方、五年前の我々夫婦のタイ語の先生だったんですw!!
こんなことってあるんですねぇ!
この記事にもチラッと書いた先生でした。
久々の再開を喜ぶとともに彼女がどうにか娘のビザを取得できるように尽力してくれたおかげで無事にビザを取得できました!
僕が持ってるというよりこれは娘が持っていたんだと思います。
なんでも頼み込めば、或いはゴネれば手続きできると思われると大使館にも迷惑がかかるかもしれないので今回不備があった内容については割愛させていただきます。
大使館も毎日大量の重要書類を処理してるので通常は不備があった場合淡々と突き放すことも多いと思うんですが、ほんとにこの偶然のおかげで先生に救われ感謝しております。
いろいろこういう点は海外在住者の悩みどころですね。手間やトラブルがつきものです。
Nちゃんも下手したらビザなしで帰ってまたイチから、費用もまた同じだけかかるってことになってたかもしれません。
ともあれ無事に終わってよかった。
このあとのタイ国内の手続きはエージェントにお金払ってやってもらいますw
国際線もLCCで充分
で、今回の一時帰国。まぁ貧乏一家なのでできるだけお金はセーブしたかったこともあり、初めて国際線のLCCを使いました。
AIR ASIA X です。
バンコク~東京 間となると直行便ならいまのところ選択肢はエアアジアかスクートになります。
スクートは新しい機体も導入されていて国際線はボーイングで座席も広めの席があったり最近人気が高まってますね。でも快適に行くとなるとスクートビズというスクートのビジネスクラスを使ったほうが良さそうです。Wifiサービスやら充電用電源やら。。。
あとスクートは機内持ち込み荷物の重量制限が10kgというのも魅力でしょうか。
基本的に通常の席でエアアジアと値段は変わらない感じです。席やサービスも通常の席なら差が感じられるほどではないんじゃないでしょうか?
今のところ安くてずっと使い続けるならサービスが安定していて定評のあるエアアジアのほうが使い勝手がいいと思い、当分はエアアジアを使おうと思っています。
実際なかなか快適でしたよ?
うちの場合ちょうど3人ですので3×3配列の座席はどこでも隣に他のお客さんが座ることはないので座席の狭さを苦痛に感じることはありませんでした。
というかエコノミーの場合通常キャリアーの座席ピッチとほとんど変わらないらしいですね。
Wifiはあれば便利ですが、スクートでも有料で提供されている娯楽コンテンツを楽しめる程度、外部と通信するにはさらに別料金ということなので無くていいですw
通信は我慢するとして娯楽はスマホやタブレットに映画やドラマをダウンロードしておくなりゲームするなりで事足ります。
料金についてはエアアジアの場合スマホから登録してBIGメンバーになればセールのメンバー割引(BIGロイヤルティ)が受けられます。
注意しなければいけないのが、エアアジアの予約の際にトラップが山程仕掛けられていることですねww
今回BIGセールの通知を待ってうまくゴールデンウィーク明け直後に予定を組んだのでドンムアン~成田往復の基本料金が一人6260バーツでした。これにメンバー割引が入ったり空港税などが足されたりして一人あたり7730バーツ。
安いですねw
このままで行くこともできます。
ですけどウチはとくに子供がいるわけですし、オプションは当然付けるわけですよ。
受託荷物20kg、機内食、座席指定。
ココまでは良いんですよw 想定内です。
荷物20kgが片道1000バーツ、食事は予約で150バーツ(機内で頼むと200バーツ)、座席指定が一人450バーツ。
これで予約したあとNちゃんの負担をふと考えて思い直し、なにも気にせずすぐに一本遅い便に変更したんですね。
予約直後です。
変更料一人2500バーツw
これは痛い。3人で7500バーツです。
変更料金に関する記載がすごく分かりづらいんですよ。僕は無料だと思ってましたw
BIGセール中に安い席を早く抑えたいという心理を逆手に取られてる感じです。
更に変更画面に進むともろもろのオプションが解除されてしまうのできちんと同じ様に入力し直さないといけません。
で、しっかり入力したのですが、何故か直前になって座席指定が外れていることに気づきました。
そして追加料金を払って座席指定。。。
結果かかった費用が一人アタマおおよそ12000バーツw
まぁ、仕方ないですね。
実際乗ってみての不満はないです。CAさんの対応も良かったですし食事も動画でお見せした通り美味しかったです。
ちなみにエアアジアは各便搭乗の約2週間前からwebチェックインできます。ほとんど並ばずにすむのでこれはやっておくべき。
子連れなら空港の出国手続きも優先列に並べるのでそのへんのストレスは全くありませんでした。
BIGメンバーでいれば今後もセール通知を受けられますし、セール時のプロモ料金でなければポイントも付きます。
その他、タイの多くのクレジットカードでポイントをエアアジアのマイルに交換できますのでコレに懲りず当分我が家はエアアジアでいきます!
とはいえそんなに頻繁に飛行機に乗る余裕、ウチにはないんですけどねw
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