笑って帰れるイチオシのヘアサロン 池袋 Kauti (カウチ)

ハイ、今回は(も?)タイ・バンコクは関係のないおはなし。
どーしてもKautiを知ってもらいたかったもんでw
一時帰国の際に5年振りに行ってきたのが池袋西口にあるヘアサロンKauti。
もうずっと通ってる。
実を言うと嫁さんのMaiさんより付き合いが長い。
たぶん16年ぐらいの付き合い。
タイの食堂やタイの床屋ばっかりじゃありません!オッサンだってときにはオサレしますがなw
どっから話せばいいかな?
とりあえず場所をのっけとこう。
池袋の西口、マルイの裏手を通る立教通りを入って右手2本目の路地を入ったどんつき。
この店は僕にとっては代表の 前田 浩明 くんありきの美容室だ。もちろん他のスタッフさんたちも素晴らしい。
でも代表が前田くんだからスタッフさんたちも素晴らしいのだと思ってる。
どんな感じかまず動画をご覧あれ!お店の雰囲気とか前田くんってどんな人なのかは伝わると思う。たぶん。
※動画の最後にKautiさんから特典を頂きました♪ 最後まで見るようにw
出逢いは僕が池袋にいた頃。仕事場兼住まいとして池袋西口側のマンションに住んでいたのだが、そのマンションの裏手の道にちょっと良さげな美容室を見つけた。
ふらっと入ってみて僕に付いてくれたのが当時まだ20代前半の前田くん。
青年というよりまるで少年のような感じだった。
若い小僧で元気でよく喋る。軽くて勢いだけのように見える。
でもイヤミが無い。
よく喋るように見えるが余計なことは一切言わない。
軽いように見えるが髪を切る眼差しと手先は真剣そのもの。
そしてその当時から仕事のスピードが驚くほど速い。
喋る話題もコチラに合わせているだけでただ軽口を叩いているわけではない。
そして負を一切感じさせない明るさ。おそらく天性のものと仕事で鍛えた面と両方だろう。
普通なら僕はキレイな女の子にカットされたい方なんだが、結果その元気な兄ちゃんを気に入って帰ることになった。
カットの腕の方も上出来だ。
それからはずっと前田くんにやってもらってる。
その後で付き合いだしたMaiさん(現奥さん)もすぐ連れて行って、2人して前田くん指名w
数年経たない内に、ある日前田くんから「自分で店やることにしたんで」って。
それが「Kauti」
まだまだ若い20代の青年で、えーっ!?マジで!?って嬉しいやらビックリやら。
オープンの時は常に陽が射す方へ向いて進んで欲しいと思って向日葵の小さな花束をお店に贈ったのを覚えている。
今の高宮マネージャーと2人プラス1人ぐらいのところから始めて、今や13名のスタッフさんと板橋店も含めて5つのフロアを抱えながら13年目を迎えた人気店になった。
前田くんに聞いたところによると10年続く美容室は100件中5件、20年続く美容室は1000件中3件らしい。
何故続くのか?
前田くん自身の美容師としての技術はまったくもって素晴らしい。一流だとおもう。行けばわかる。(もう新規客は自分では受けてないみたいだけどw)
でもお店は?
Kautiは離職率が極端に低いらしい。10数年付き合ってきて知った顔のスタッフさんが何人もいる。
一時期前田くんと仕事のことについてよく話してた時期があった。
ハッキリ言って前田くんとは全く趣味が合わないw
たぶん食い物の好みも違えば女の子の好みも違う。彼は海外に行ったこともないらしいがこっちはタイ在住者。
音楽も読む本も趣味が全然違うだろう。
それでも仕事の話はよくした。全く異業種だったけどサービス業って側面で共通してたんだと思う。
コッチは水商売だったりするわけなんだけど実は結構通じる部分があるわけですよw
水商売でもいろんな種類の主に軽薄な人間がいるわけなんだけど、サービス業として真剣にのめり込むと見えてくるものってのがありましてね。彼も似たような視点でものを見てたりするんですよ。
彼はいい意味で水商売のプロに通じるものがある。
お客さんやスタッフとの関係とかね。主にそこからしかお金が産まれないのがサービス業だから。
水商売も美容業界も軽薄に、ハッタリでも口先と心が反対に向いてても派手に金稼げりゃイイって奴らがいっぱいいると思うんですよね。っていうかそんな奴らばっかしw
でもそれはいつか破綻するのよ。仕事も、自分も。
そうじゃない人間性を持った希少なプロだからこそKautiは続いてるんじゃないかな?
ずっと前のある日は若手のスタッフを厳しく怒るべきかどうか悩むなんて話をしてた。僕も当時は仕事に夢中だったんで同じようなことを考えてて妙に気が合った感じだったなw
前田くんとの出逢いを元気で若い小僧などと書いたけど、そのハツラツとした性質はそのままにして彼の仕事はとても厳格だ。
スタッフさんたちとのやり取りを見てても簡潔で明確で有無を言わせないものがある。
そこは彼の中のルールに従って守るべきものがあるからだろう。「次、〇〇して」「そこは△△」「やっといて」「いい、俺がやる」とかw
言葉数は異常に少ない。
スタッフさんたちはそれを瞬時に理解してすぐに行動に移さなければならない。
だから新人さんなんかは仕事中カチカチですよw
でも長く居るスタッフさんたちはその言葉数で汲み取れる。そして昨日の新人さんも明日のベテランスタッフになったときそれが出来てる。辞めずに。
それって僕にはわかるんですが全部を守り抜くために必要なことなんですよね。
つまりお店とお客さんとスタッフさんたち自身を。
お店についてくれてるお客さんが求めるもの。それを提供できるスキルをスタッフさんが身につけること。そうやって持続的にお金が産まれて持続的にスタッフさんたちも収入を得る事ができる。
だからそこをやってもらわないと前田くんはスタッフさんたちを守れない。そういうことだと思います。
その反面一瞬のスキを見つけてでも全員を(いやコレお客さんもだからね)巻き込んでバカをやる。というかスキがなきゃねじ込んででもバカをやる。
スタッフをいじり倒す。同じぐらい平気で自分のこともいじらせる。
お店のFacebookなんか見ててもよく皆んなで飲みに行ったりしてるようで仲がよい。
スタッフさんたち一人一人が全然違うキャラでそれぞれ個性的だけどどこか共通する空気がある。
極端に言ってしまえば皆んな前田くんの血が通ってると言うのか、アレ?こう言うとなんかキモいなw
イズムではないもんですよ。そういうんじゃなくて家族的な?
内輪ノリで外を寄せ付けないっていうのとも違う。むしろ新人さんどころか新規のお客さんですら家族にしてしまう勢いw
でも入ってきてほしくない距離には一歩も足を踏み入れない距離感の取り方とかね。
だからスタッフさんたちもお客さんたちも離れないんじゃないですかね。
で、そういう風に育てられた(それとも一緒に育ってきた?)スタッフさんたちなので技術も接客も高いレベルにあるんでしょう。
そんな風に前田代表はスタッフさんたちを守り続け、また逆にそのスタッフさんたちに守られ続けているんだと思う。
あー、お店のこと何も書いてねぇなw
えーと、カット4000円(+税)から。なかなかリーズナブル。
ボウズにラインを入れたりドレッドにしてもらったりパーマの合間にネイルしてもらったりはできないと思いますww
主にナチュラルテイストが売りな感じなんでゴネればゆるいツイストぐらいはやってくれるかもしれませんが(ゴネないでください)
ワックスやシャンプーとかもお店で使ってるやつを販売してくれるはず。
店内はオサレ!
もうイイやww Kautiのホームページ見てください。その方がよっぽどわかり易いわw(下の画像をクリック)
綴りはなんでCouchぢゃ無いんだ!なんて野暮なツッコミはおやめください。代表のこだわりです。知らんけど。
5つのフロアで14人って言う規模が大きいのか小さいのかはわからない。でも「Kauti」という店名をブランディング化してハイソな街にボンボン店舗展開してマニュアル化したサービスをさせるようなお店とは全く違う。
前田くんは巷でいうカリスマ美容師なんて言葉とは真逆の人だ。
彼はそういうモノを纏わない。気取らない。いつも素のままで謙虚でおちゃらけてる。
それにスタッフさんたちやお客さんたちがついてきてるんだから、彼のカリスマ性はまさにソコにあるんじゃないだろうか?
カリスマ美容師ぢゃんww
お店のコンセプトは「わらってようよ」
前田くんらしいね。
皆さんどうぞ、「よーし、笑かしてもらおうじゃねーか!」って勢いで行ってみてください。(違うかw

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