バンコクのタカりのお話

バンコクのタカりのお話

ここのところまた詐欺まがいとか日本人相手に困ったフリをして小銭をだまし取るとか、バンコクでそんな話しをよく耳にします。

 

日本にお住まいの方はバンコクって物騒なイメージありますかね?

 

バンコクに住み始めて約5年程になりますが、実は物騒な目に会ったことはタダの一度もないんですよ。

 

昔より治安が良くなったってのはあると思います。

あと僕はもう夜遊びしなくなったし酒も飲まない。夜の業界を長くやってきた人間でもあるのでそういう臭いにウンザリしてるところもあるので必然的に危なっかしい奴らとは距離が出来てるというのもあると思います。

 

それにしても平和ですよw

 

バンコクに来る前はバンコクでは部屋のドアに南京錠を付けたほうがいいとか、そんな話しを鵜呑みにしてましたが実際にそんなことしたことありませんw

空き巣被害を周りで聞いたこともない。

 

僕が金持ってないのバレバレなんすかねw?

 

 

そんなこと考えてたらずいぶん前のことを思い出しました。

 

ある日深夜に仕事を終えてバイクで帰路についていました。

いつものことですがその日もそれなりにかっ飛ばしてましたw

交差点で信号待ちをしてると僕から少し距離を置いたところに1台のバイクが横並びに停車しました。というかそのことすら僕は気に留めてませんでした。

ひと呼吸置いてから

「ピー、カップ!ピー、カップ?」

と聴こえてきます。

横に停車したバイクからです。

ピーというのは男性に対する敬称で、まぁその時は「ちょっと、お兄さん!」みたいなニュアンスですね。

「何ですか?」

と応えるとなんかせわしなく話してきました。

彼が言うには僕がずっと手前の交差点あたりで随分飛ばして走り去って行くもんだからびっくりしてバイクをぶつけてしまったと言うんですよ。

「俺がぶつかったのか?」

と聞いたらぶつかったわけではないと。。。

 

そのうち信号が変わったので道の端によって少し話をすることにしました。

彼のバイクのフロント部分はばっくりと割れていました。ぶつけた衝撃で手が痺れてるような様子で喋りながら悲しそうに手を何度も見ています。

説教めいた彼の長口上が始まりました。

 

確かにピーがぶつけたわけではない。夜遅くに仕事を終えて急ぐ気持ちもわかる。俺だって急いでいる。皆んなそうだ。

でもだからこそ気をつけなくては。あんなに飛ばしていては危なくて仕方がない。

俺の前を猛スピードですり抜けていって慌ててハンドルを切って転倒してしまったんだ。だから本当に気をつけて欲しいんだと。。。

 

確かにかなり飛ばしていたんですよ。

だから聞いてるあいだ僕は彼のお説教を粛々と受け入れ「カップ…コートーカップ、コートーカップ(はい、スイマセン、スイマセン)」と聴きながらコレいつ終わんの?と思ってました。

でもそれが終わる気配がないんですよw

 

で、場所を変えてちゃんと話そうと言い出したんです。

 

彼が先に走って手招きで誘導しました。少し先のコンビニのある角に止まりました。

「こりゃ、面白くなってきたw」と僕は思いました。そこまで付き合ったんだから最後はどうなるのか興味本位で付いていきました。

 

というのもですねw 確かに飛ばしてましたけど自分の運転の影響で追い抜いたバイクが転倒したのに気付かないほど耄碌はしてないんですよw

それに気付かないほど運転に不慣れなわけでもありません。

 

仮に、万が一、うっかりで、気付かなかったのだとしても、

 

転倒した彼はその後も飛ばし続けてた僕にどうやったら信号待ちぐらいで追いつけたんですかねww?

信号で停車して彼はすぐに来ましたよ。

まっすぐ僕めがけてではなく一泊置いて様子を伺いながら声をかけてきましたw

 

さあさあ続きを聴かせてもらいましょうw

 

五分ほど彼はさっきの話を繰り返しました。

僕は相変わらず「コートーカップ、コートーナカップ」と答え続けました。

 

彼はバイクの損傷部分や手の様子を何度も見せ始めました。

 

バイクの損傷は激しいです。割れた部分に年季が入っていますw

手は真っ黒です。仕事の汚れでしょうか。機械系の油汚れのようで真っ黒。怪我ではない。かすり傷一つない。

 

彼は僕の言葉を待つために話し続けてましたw

なので僕は彼というかコイツから決定的なアクションを始めるまで待ちました。

僕が飽きてきた頃にようやくピーが助けて(金銭的に)くれれば俺も気持ちが収まると言い出しましたw

 

僕はわからないふりをして「助けるって何を?」

と聞き返したところ金だとw

 

僕は苦笑いしながら「出来ねぇよそんなことw」

 

ご苦労様でした。もうちょっといじってやろうと思ったのに悪態垂れながら逃げるように走り去っていきました。

 

流行ってんのかな?それとも新手のタカリなんでしょうかw?

 

 

 

またちょっと前には詐欺やタカリではないのですが、こんなことがありました。

 

やはり夜にバイクで帰路についていたときです。

裏道を使っていたので片道1車線ずつの道だったのですが、夜にもかかわらずちょっとした渋滞が起きていたんですね。

バイクなので右から追い越して渋滞の先頭までまくっていくと工事でも事故でもない。

 

人が道の真中で叫んでましたw!!

 

どうやらバイク同士のトラブル、或いは個人的なケンカをバイクで追いかけていって道の真中で始めたか。

タイ人同士の会話が聴き取れるほどタイ語は出来ませんので事態は謎のままなんですが、とにかくバイクが2台止まっていて真ん中で人が叫んでる。こっちの車線もあっちの車線もそこで立ち往生。それどころかトラックの運ちゃんやら近所の住人やらが激昂した若い男性を止めに入ってる。

 

なんじゃこりゃ!?

 

そう思ってすり抜けて行こうとしたらその若者が手になにか持って相手に向かっていこうとしていました。不穏な空気が漂ってました。

 

銃か!?

 

刃物か!?

 

緊張が走ります。

 

で、見てみると。

 

オイ、オイ、

 

オイ、オイ、オイ、オイ、www!!!

 

石じゃねーかっww!!!

 

それもハンドボールほどもある大きな石を両手に一つずつ持ってるんですww

 

ああぁあああぁ*&%)^#@!*()_*+^%%$#!!!

 

とか言いながら。。。。。

 

さすがに僕も素通り出来ずその場にバイクを停車して止めに入りました。

相手側はよく見えませんでしたが、男性と女性だったので痴情のもつれだったのかもしれませんね。

 

何にせよその石をなんとか降ろさせないと危なくて仕方がない。

だけど状況がわからず、どっちがどれだけ悪いのかもわからないので彼を蹴り倒すわけにもいかず、僕より前に止めに入っていた人と同じ様に「ピー、ジャイイェンイェン!(お兄さん落ち着いて!)」を繰り返していました。

 

彼は少し落ち着きを取り戻したのか少し後方に下がり、僕らも制止する手を放しました。

と、その瞬間。

ブチ切れた彼はハンドボール大の石をエイヤ!と放り投げ、相手バイクに見事命中ww!

 

けが人は出ませんでしたw

 

もう知らんわw

と心底思って僕はそれ以降のことの結末を見ずにその場をあとにしました。

 

ホンマ知らんがな。

 

僕が思うにタイ人ってキレるときわけわかんないんですよw 多分本人もわけわかってない。

ほほ笑みの国じゃないですか。

敬虔な仏教国です。

人の文句は影でしか言いません。

感情を日頃人にぶつけることを極端に嫌います。

人とのそういう接触に怠惰です。

 

日本人のコミュニケーションのとり方も随分といびつな感じですが、タイ人はタイ人で相当問題ありますよw

 

普段一部の感情を抑圧してるだけに怒りが特定個人に放出されると本人がまったくコントロールできないんですよね。

気が触れたように怒り狂う。

 

ムエタイやってる奴とかデクウェン(タイの暴走族的な)とかそういうのはさておき、普通のタイ人のケンカとか動画とかで見ると本人たちは真剣なんでしょうが何故か笑っちゃいますよ。

 

自制心を失った者がやたらと暴れ狂っている。叫びつづけて、でたらめなパンチ・キック・掴みw 子供のケンカみたいなのが繰り広げられますw

 

 

 

まぁ、文化的な背景が影響してるんですよね。

 

例えば近年インドの都会なんかで凶悪な性犯罪が起こったりしてるのも随分わかりやすい例です。

急速な近代化のせいなのか?

 

そうとも言えるし違うとも言えます。

インドの都会で性犯罪を犯すのは大抵地方出身者です。富めるものも貧しいものも厳格な宗教戒律、或いはそれに伴う「常識」を押し付けられて育ち、当たり前のこととして過ごしてきます。異性との性交渉なんて結婚が済んでから。

映画にもラブシーンはない。

抑圧してきただけなんですね。

 

ところが近代化された都会に出てきたら刺激がいっぱい。自分を縛っていた土地からの開放感。オープンな都会でオシャレでセクシーに見える女性がそこら中にいる(ように見える)

デリーで事件があったとき、デリーが悪く言われるのにデリー出身の友達が気分を害してました。

アレはよそ者の仕業だと。

 

話は逸れましたがそういうことです。いろんな国にいろんな問題点があります。要するに同じく人ですからw

 

平和ではあるんですが、皆様訪泰の際は変なのに当たらないようにお気をつけ下さい…w

 

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