タイ風味ホームエンターテイメントのすすめ〜おまけ(音楽編)
- 2018.12.24
- 音楽 映画 エンターテイメント
- イサーン, タイのポップス, タイのロック, タイの娯楽

はい、ホントにおまけ程度です。
映画やドラマを語ったのなら音楽もと思ったのですがタイの音楽は全く知らんのですw
ここ数年Soi48の頑張りでモーラムなんかも認知されてきましたがモーラムやルークトゥンなんかは僕には良さがよくわからず、確かに楽しい音楽ではあるんですが僕の出る幕ではないですね。。。
他のタイ国産ミュージックに関してもよく知りませんが皆さんが思っているよりタイの音楽シーンもアツいということだけお伝えできればと思います。
我が家の友人宅の旦那さん(日本人)も普通にバンコクで働く傍らクラブDJをやってたりするぐらいクラブシーンもアツいです。そういう日本人もバンコクに少なからずいるんですから推して知るべしですね。
そういう人達の方がよっぽどタイの音楽を知ってるんで、僕からはほんの触りだけ知ってるものとしてほんの触りだけを、昨今のタイのポップミュージックやロックについてお伝えします。
タイの今どきのポップスとか聴いたことあります?僕は日本にいた時はほぼありませんでした。
正直タイのポップスとかロックってちょっとダサいんじゃないかと思ってたんですよ。
でも知らないと普段耳にする機会がないだけで、ちゃんと聴こうと思って探すとたくさんあるもんです。
最初にいいなと思ったのは前回の記事で紹介した映画「すれ違いのダイアリーズ」のテーマソングをやっている25hrs(トゥウェンティファイヴアワーズ)です。
どうです?良くないですか?この曲はなかなか名曲だと思います。ただこのバンド僕にはちょっと綺麗過ぎるというか他の曲もちょっと刺激が足りない感じでした。
それから我が家がタイに来た時期にテレビをつけると誰も彼もがカヴァーして歌ってた曲がありました。大人気になったポップスですがシントーナムチョークสิงโต นำโชค のアーイอาย(恥ずかしいとか照れるという意味です)という曲です。
こういうのを聴いて、アレ?思ってたのと違うぞ(いい意味で)と思いました。
それからロックはどうなんだ?と探して最初に目に止まったのが Desktop Errorです。
彼らはなかなかいいです。この当時のライブ映像を観ると演奏はヘタなのですがセンスがいいですね。今はどうなんでしょう。
こういうのもあります。
Degarudaというバンドです。あまり売れてないらしいですけど結構カッコいいですよねw
こんな風にいろいろタイでもロックやポップスを楽しめます。ただ僕の個人的な感想ですが突き抜けてなかったり、エッジが足りなかったり、なんかロックらしい音楽に近づけば近づく程真に迫るような感覚が足りない気がしたんです。
シントーナムチョークなんかは子供の頃田舎からバンコクに出稼ぎに来て音楽活動をやり続けて…みたいな背景があるらしいですが、特に今どきのシューゲイズやポストハードコア的なバンドをタイでやってる子達って育ちがいいんじゃないのかな?って思うんです。当然英米のロックを聴いて育つなり影響を受けているはずなんですけどそういう環境って何処で手に入れたのかなって。
良い育ちで楽器を買い与えてもらえてインターナショナルスクールとか有名大学に入れてもらえて海外の思考に触れて、なんなら留学とかして。そういう富裕層がこういう音楽をやってるタイ人の中に一定数いると思うんですよ。
だからレベルミュージックたるロックにリアリティや鬼気迫るものがないような。。。
でもこれタイに限らずなんですけどね。
僕がまだクソガキに毛が生えたぐらいの頃アメリカの西海岸方面へ旅行に行ったときに感じたことです。その頃僕はジョン・レノンにかなりハマってたので何かにつけジョンの曲が脳内再生されていました。
その旅行中、路地でドラッグなんかを捌いたり小銭を求めて徘徊してるような多くのどうしようもない奴らに出会いましたが、彼らはジョンのワーキング・クラス・ヒーローなんて聴くのかな?ってふと思ったんです。
彼らのためにある曲のように思ったのですが、彼らは日々を生き延びる、或いは日々自分を殺していくことに忙しく、ジョンの曲を聴いてるようには考えられませんでした。つまりワーキング・クラス・ヒーローなんて歌はワーキングクラスには届かないという事実です。ワーキング・クラス・ヒーローって曲はただの富裕層の贅沢品に過ぎないとか思いましたw
まぁ、余談でしたねw
ということで登場して頂くのがタイロック界の大御所!というかタイのサブちゃん!カラバオです。
こうなったらジジイに締めてもらいましょうw
これぞレベルミュージック!中心人物のエート・カラバオは大御所中の大御所。数々の反逆の歌を歌い上げてきました。
とは言え彼も大学出でインテリです。音楽的にはカルロス・サンタナに強く影響を受けて共演などもしています。そして大成した後は自身のバンドのロゴを冠したエナジードリンクをプロデュースするなど商売にも熱心です。
正直僕はこの歳でカラバオにアツくはなれませんが、避けては通れないので紹介しておきます。
いぶし銀です!ド演歌です!以上です!
-
前の記事
タイ風味ホームエンターテイメントのすすめ 2018.12.23
-
次の記事
タイ・バンコクからメリークリスマス 2018.12.26