タイ発日本人YouTubeチャンネルの現状

タイ発日本人YouTubeチャンネルの現状

これはもう自分も一応当事者である以上禁断の内容であるw

前回YouTubeについて記事にしたのでついでにタイを絡めて書いちゃおうって次第だ。

また嫌われます、ハイ。

 

タイ在住YouTuberや日本からタイに旅行でやってきて動画にしてるYouTubeチャンネルが今や無数にある。

 

タイは親日国だし日系企業もたくさんある。そこそこ物価が安く、言葉は大きく違えど住みやすく、仕事がしやすく、さほど遠くもない南国リゾートもアリの人気国。

 

YouTubeの流行とともにそれは当然の流れで起こった。

 

テレビのバラエティの海外ロケでもよく使われる国だしね。

 

火が付き始めたのは3年ぐらい前からかな?

 

言うまでもなくその火付け役として一役買って、今もタイ系YouTubeチャンネルの代表格と言えばTJチャンネルなんだが、当時と今では全体の様子がかなり違う。

 

タイに来て時間あるならとりあえずYouTubeやっとけってぐらいYouTubeやってる人口が増えた。

 

最初はタイってだけで特化された1ジャンルになり得たからなんとなくブルーオーシャンな感じだった。

で、火付け役がいたもんだから皆が乗っかったw

 

正直動画投稿してる立場から言うと現状はどツボにハマった感じだ。

 

火付け役にはいくつかのチャンネルがあった。

TJチャンネルと同じ勢いで伸びていた某チャンネルがあったのだが、申し訳無いがこのチャンネルは結果的にかなりのネックになった。

 

TJチャンネルは良くも悪くも正統派。テレビの海外ロケのようなスタイル。

ちょいエロも織り交ぜつつゲスいスタイルと思われてる向きもあるが、至って健全で真面目に情報を盛り込んできっちりコンテンツを作り続けてきた、タイでやるなら王道のスタイルと言えると思う。

一方上記の某チャンネルにおいてはもっとラフなスタイル。エロを一切挟まない健全なスタイルと思われている。いや、自ら公言さえしていた。

で、この某チャンネルが1番不健全だった。

まぁ基本的には微笑ましくYouTubeらしい悪ふざけが人気の動画で、楽しく好感が持てる感じだったのだが勘違いした若者が近視眼的な道徳観念をチラつかせて結果タイ人をバカにするような内容だったり社会貢献をチラつかせてはそのまま放置で何処にも着地せず、ほったらかしのまま数字稼ぎでトレンドを追ったり案件にあからさまに勤しんだりとチャンネル自体が精神崩壊してるような有り様になってしまった。

人それぞれ、チャンネルをどう運営してどういう動画を作っていくかなんて自由だから批判すること自体おかしいんだが、このチャンネルに関してはかなり周りを巻き込んで自分達がタイ代表みたいな関係性を意図的に作ったから擁護できない。

誰にとっても迷惑でしかない結果を現在進行形で引きずってるからな。

 

問題はこの某チャンネルがTJチャンネルとともにタイ系YouTubeチャンネルの二本柱の様になっていたことだ。

そしてこの両チャンネルは相容れなかった。

 

TJチャンネルだって100万登録とかって規模ではない。つまりタイ系YouTubeというものを1ジャンルとして括るなら発展途上なのだ。

二本柱が一緒に盛り上げて底上げしてくれないと、この1ジャンルはジャンルそのものが成長半ばで立ち消えてしまう。

 

コレがどう言うことかと言うと、YouTubeの仕組みの問題。

 

タイに居ながら全くタイと関係のないチャンネルをやるなら良いが、それでは地の利がない。

ほとんどのタイ在住者はYouTubeをやるならタイを題材にする。

だからチャンネルのキーワードには大抵「タイ」が入っている。

そうすると何が起こるかと言うとそのキーワードを持ったチャンネルの中で1番強いチャンネルに全体が引っ張られるのだ。

関連動画として人目につくのはそのチャンネルからが1番多くなる。

そのチャンネルを見てる人が関連動画をクリックするのだから同じテイストのものがウケけやすい。

今やタイ関連ではTJチャンネル一強なので多くのチャンネルがそのスタイルを踏襲する。

違うテイストのものは興味を持たれない。興味を持ってくれる人達が見ているチャンネルには関連動画として表示されることがほぼ無いからだ。

 

そしてこの二本柱的なチャンネルは拡げたり全体を持ち上げることよりもむしろ孤島を作ることに結果的に貢献してしまった。

 

もちろん後を追う数々のチャンネル個々の責任に過ぎないのだが、他ジャンルに渡ることもなく、独創性に欠け、孤島の中で面白くもない劣化版コピーで溢れる結果となった。

例えばタイに興味を持った人がYouTubeで検索するとタイで人気のチャンネルがほとんどの上位を占めるのでそれを見る。その人にとってはそれが面白くなかったとして関連動画から別のチャンネルを見る。またしても同じテイスト。

タイをYouTubeで見ても面白くないとその人は思う。

で、この現状のテイストであるが、結果的な部分を言ってしまうと一部のタイファンがそれを形作るのに一役買ってしまった感が非常に強い。

そういった人達は一人ひとり知り合った中ではとてもいい人達で、タイが好きで、タイを盛り上げたいとも思ってくれてて、難癖をつける筋合いなど無いはずなんだが、結果はそう言い切れない部分がある。

ズバリ言ってしまえばタイに足繁く通う買春好きのおっさんどもが徒党を組んでいるような図式だw

俺もいっぱしのオッサンだから気持ちは大いに分かる。タイ旅行のお楽しみの1つが「ソレ」って言うのは至って健全だよ。

でもこれをこのタイのYouTubeクリエイター界隈について客観的に俯瞰するとどうなってるかっていうと、上記二本柱が築いてきた一方は買春オヤジ集団、一方は健全さに取り憑かれたお花畑の精神分裂集団で視聴者が出来上がっていてもうそれに当てはまらない視聴者さんにとっては気持ち悪くて近付きたくなくなってるわけよw

そんな状態で二本柱の内の一本は完全に壊れた。自分で首絞めて。周囲の立場や金も巻き込んでるから辞めるわけにもいかずってとこだと思う。

 

気持ちを無視して勝手を言わせてもらえばTJチャンネルは大人としてアッチを救済してやるべきだったと思うよ。それが結果誰もが救われる方法だったから。

タイ系YouTubeってひと括りが一気に持ち上がるチャンスだったからね。

あの某チャンネルはスタイル的にはフリースタイルとでも呼べるやり方だったから全体に対して広がりも出せただろうし(広い視聴者層の獲得という意味で)孤島が半島に、村が街にと広がるチャンスでもあった。

 

分母の大きい市場でトップに立ってたら当然そのトップは馬鹿デカく化けるんですよ。

 

だから現状のタイ系YouTubeの主流を避けて活動してる人らはいらん苦労をしてるとも言える。後発で伸びてるチャンネルの武器の1つとしていくつかのチャンネルが取り入れてるのがタイ語字幕やタイ語テロップなどがある。日本人がやってるタイ語のチャンネルってことでタイ人にはウケが良い。

 

ところがタイ人が見る場合と日本人が見る場合では出てくる広告も違うし、広告単価はエゲツないぐらい違う。

簡単には食えない。

 

違うアプローチで頑張ってるチャンネルもあるけど孤島に出来上った岩壁に阻まれて伸び悩む場合もある

あとは例えば今回のコロナの自粛に伴ってタイのコロナ関連の動画を連投してチャンネルを伸ばしている人らもいるけど騒動が落ち着いたらどうするんだろう。

 

俺にはずっと余裕がない状況が続くから色んなタイを撮って量産するのは至難の業だけど見るべきタイ、見せたいタイはナンボでもあるんすよw

日本にいる視聴者さんたちから見てももっとバラエティに富んでいて面白い動画がどんどん産まれててもよかったはずなのに。

もう一面的なタイが当たり前のように露出してるだけで飽き飽きしてお腹いっぱいの人も多いんじゃないだろうか?

アフリカ、インドとかタイよりもタイの周辺国のチャンネルのほうが今はアツいよね。

 

それってそういうことよ。

 

タイの田舎暮らしされてる日本人の人とかYouTube本気でやってくれたら面白いんだけどな。

 

まぁ、あまりツッコんで書くべきではないことを書いてしまったけどカンベンしてください。

特にTJチャンネルさん、チャンネル名を連呼してゴメンナサイ。

アンタたちは立派だよ!

悪口じゃないから怒らないでね。